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知らず知らずのうちに身につくマネジメント力

結論、介護の仕事をしていると、「マネジメント力」が磨かれていきますよーというお話です。


「マネジメント」ってなんか苦手・・・


このブログを読まれている方の中には、「マネジメントって、なんか難しそう(苦手)」と捉えている人がいるかもしれませんね。


そもそも「マネジメント」に限らず、横文字(カタカナ語)になるだけで、「難しそう(苦手)」という反応が湧く人もいるでしょう。


「マネジメント」論の権威と言えば、ピーター・ドラッカーという人が有名です。


「もし高校野球の女子マネジャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」(通称:もしドラ)という書籍がベストセラーになり、映画化もされましたから、名前くらいは聞いたことがある人もいるかもしれませんね。


トイレに行きたいという人がいたら


例えば、歩くのが不安定な人がトイレにいきたいといっているとします。


そうすると、トイレまでの移動にお手伝いがいるかどうか、トイレの中でのお手伝いはいらないのかを確認し、移動は手伝いがいるけど、トイレの中は大丈夫そうだと判断したとします。


トイレまでは付き添って行くことを決めて、トイレまで一緒に行きますね。


で、トイレが終わった後に、実はトイレの中も実はお手伝いが必要だったとわかれば、次からはお手伝いがいるなと判断して、次からはトイレの中もお手伝いすることにしますよね。


この一連の思考過程こそが、「介護過程」です。


この一連の思考過程こそが「介護過程」


介護過程は次のステップで循環します。


  1. アセスメント

  2. 計画立案

  3. 実施

  4. 評価(→再び1.2.へ)


先の例に置き換えると


  1. トイレまでの移動にお手伝いがいるか?といった分析(アセスメント)

  2. トイレまで付き添うことにする(計画立案)

  3. トイレまで実際に付き添って(実施)

  4. 終わってから他にもお手伝いが必要だったと振り返り(評価&アセスメント)次からはトイレの中もお手伝いすることにする(計画立案)


といった具合ですね。


「介護過程」はマネジメントの基礎が詰まってる


マネジメントの基礎のひとつに、PDCAサイクルというものがあります。


  1. PLAN(計画)

  2. DO(実施)

  3. CHECK(測定・評価)

  4. ACTION(対策・改善)


微妙に違うように見えますが、要素は介護過程と同じであることに気づくと思います。


PDCAサイクルでは、PLAN(計画)にはアセスメント(分析評価)を含んでいて、介護過程では「4.評価」となっていますが、PDCAサイクルでは次につなげるACTIONが含まれているので、ステップとしては区切り方が違いますが、大切な要素は同じです。


だから、介護の仕事は、作業ベースでみれば「◯◯介助」をやっているだけに見えますが、思考過程としては、介護過程≒PDCAサイクルをぐるぐる回す訓練をしているようなものですから、知らず知らずのうちにマネジメントの基礎力が身につきやすいと言えます。


ある意味、日々の思考過程に焦点をあててこのサイクルを回していれば、研修でマネジメントを「お勉強」しなくても、実力は身についていくということです。


あ、誤解のないように言いますが、マネジメントはPDCAサイクルだけじゃないので、「お勉強」も大切であることは、申し添えておきますね。


そして、ただ、決められたことをやっているだけでは、同じ介護の仕事をしていても、マネジメント力は育まれませんからね。カギとなるのは、思考過程に焦点をあてて、考えて実行することです。

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