人が辞める組織「聞きたくても聞けない」(1)



「聞きたいことがあるけど、聞けない」


「いや、聞きたいことがあれば聞けばええやん」と思うじゃないですか。


そうなんです。聞きたいことがあれば、聞けばいいんです。


・これって、どうやって使うんですか?

・この用紙って、どこにあるんですか?

・これは、こういうやり方でやっていいですか?


これくらいのこと、「聞けないなんてある?」と思う人は幸せです。


不幸にも、こんなことさえも聞けない(聞きにくい)職場は存在します。

そして、「たかがこれくらい」と思うことさえ聞けないということは、コミュニケーション不全が起きているとみて間違いないでしょう。


そこで、観ておきたいことは下記の2点です。

  1. 聞けないとどんな影響があるか?

  2. なぜ、聞けないのか?

今回は「聞けないとどんな影響があるか?」を観ましょう。(「なぜ聞けないのか?」は次回の記事で記載します)


どんな影響が思い浮かびますか?


これ、マネジメントの仕事をしている人であれば、30個くらいは余裕で挙げられる視野は持っておきたいところです。

  • 疑問が解消しない

  • わからないまま間違ったことをしてしまう

  • 他の人に迷惑をかける

  • 困っていることが解決できない

  • 困った状態でストレスがかかる

  • 「それくらい聞いてくれたよかったのに!」と叱られる

  • 「聞けない」状態に慣れてしまう

  • 不明確なことが不明確なままであることに慣れる

  • リスクに思うことを見て見ぬふりすることに慣れる

  • 「聞けない」人の評価が下がる

  • 「聞けない」状況や環境の問題は棚上げされる

  • 「聞けない」状況は変わらない 等

他にも、探ろうと思えば、いろんな切り口で探れます。


その中でも、ボディブローのように、地味ながら確実にポイントが蓄積されて、デカいダメージを及ぼすとみていることは…


「“聞けなかった”ポイントが貯まること」


です。


「何が」聞けなかったか?という内容は関係ありません。

「聞きたかったけど、聞けなかった」という体験は

「コミュニケーションのとりにくさ」として蓄積されます。


この「コミュニケーションのとりにくさ」が

  • 自分にダメ出しをする

  • 相手への不満を溜める

  • 相手への決めつけや思い込みを強くして、ますますコミュニケーションのとりにくさを生む

という悪循環を生み出しているということを、見聞きすることがあります。


なので、「聞けない」という社員の声は、侮れません。


「え? じゃあ、聞きたいことがあるなら聞いてよって言っても、聞かない人にはどう対処したらいいんですか!」と思いますよね。


それは、「なぜ、聞けないのか?」とあわせて、次回、探ります。





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