「どんな人材を求めていますか?」
この問いに対する採用担当者の答えにも、その会社の人材課題は反映されるそうです。
そう教えてくださったのは、某人材派遣会社の介護キャリアコンサルタントの方でした。
「シフトの穴さえ空けなければ、それでいい」
これでは、社員をまるで使い捨てのコマのように扱っていると受け取られても仕方ありませんよね。
一方で、「穴さえ空けなければいい」という発言の背景には、おそらく穴を空けられて苦労した経験をされた可能性が考えられます。
最初のうちは「辞められたらどうしよう」なんだけど、続くと「どうせまた辞めるだろう」に変化してしまいます。
そうするとですね、お安く即戦力になるレベルの人で、決められたシフト(仕事)を文句言わずにやる人が欲しいーとなり、教育コスト(時間、労力)をかけて育てるという仕組みも風土もすたれていってしまいます。
ひどいところでは、既存の職員が、採用初日に新人のそばにきて「いつまで続くかね」とぼそっと呟いて去っていった・・・なんて話も耳にしました。
それ、わざわざ言いに来る狙いは、もはや辞める方向へ導いて、会社に迷惑かけてやろう!なんて悪意に満ち満ちているのではないかと思いますよね。
でも、そんなことが起きているなんて、経営者や管理者の耳には届かず、いつまでも改善されないという悲惨な現場もあるようです。
あなたの職場はいかがですか
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