「もうちょい、前にいってくれ〜」
皆さんが日ごろ使う道で、すごく間の悪い交差点ってありませんか?
わたしが使っている交差点で、あるんですよ。そういう交差点が。対向車線は直進車が多く、こちらは右折車が2台つまると、後続の直進車は信号に引っかかってしまうという交差点があるんですね。
で、そこは最初の右折車が、交差点の中央あたりまで進めてくれたら、2台右折車が並んでも、後続の直進車が横をすり抜けられるんですね。だから、自分が先頭の右折車になる時には、かなり前進して右折待機するんです。
それが、昨日はわたしが2台目の右折車で、1台目が手前の方で右折待機しているから、案の定、わたしの後続の直進車が進めずにいたんです。だから、もう、ぶつかるんちゃうか?というくらいわたしが前に詰めて、後続車が行けるようにしたんですね。
日ごろ、自分は2台後ろの車のことも考えて、かなり前で待機するので、「もうちょい、前にいけよ〜」って、ちょっとイラついたんですよね。クラクション鳴らすと、誤解を生みそうだし、降りていって言える状況じゃないし、前の車とコミュニケーションとれなくてイライラしました。
自分のことしか見ていない?
自分の目の前にいるドライバーは、自分が曲がることしか見ていない。
わたしは自分が曲がることも、後続車がスムースに交差点を抜けることも見ている。
これって、組織の中でも、起きがちなことだなと思うんです。
「どうして、もう少し周りの人のこと考えられないんだろう?」
そんな風に思う人、周りにいませんか?
・コピー機で20枚コピーしたのに、リセットしない人 ・満員電車で人が降車する時に、窓際にいるのに一旦降りずに車内で踏ん張る人 ・トイレットペーパー切れかけてるのに、次のペーパーをセットしない人 ・フリースペースで食事をして食べこぼしたものを片づけない人
いや、まじでコピー機は、ほんまに「誰やねん!」ってなりますよね。こっちは1枚コピーしたいだけなのに、ジャンジャン出てきて、あわわわわ〜ってなる、あれ(笑)
まぁ、コピー機は凡ミスである場合もあるけど、満員電車で降りずにもまれて、それでも降りない人って、確信犯(犯人じゃないけど・笑)ですよね。
何が言いたいかと言うと、先ほどの車のドライバーみたいに、「気づいていなくて、結果的に周りが見えていない人」と、「気づいているけど、自分の都合や理屈を優先する人」とは、同じじゃないよなと思うわけです。
「行動が変わらない=伝わっていない」とは限らない
前者であれば、気づかせてあげればいいだけですね。
そして、気づかされた人は、次からはそこが自分の視野に入ってくるようになるでしょう。思いやる範囲が広くなるといえばいいのかな?
後者であれば、違う観点を見せてあげられるといいのかもしれませんね。あなたの行動ひとつで、快適になる人、喜ぶ人、助かる人がいるよってこととか。
でも、わたしたちは「もう自分勝手な人は、なに言っても、変わらない」って思ってしまう。
確かにこだわりが強くて、頑固に見えて、こちらが何をいっても変わらないように見えたりします。でも、この「あの人、変わらないから」がクセものでね。人って、扱われたようになるものです。
「あの人は自分勝手な人だ」と捉えるでしょう?
そうすると「どうせ言っても変わらないだろう」って思っちゃうんですよね。
そうすると、言わないんですよね。
もしかすると、あきらめずに、何度か言ってみる人もいるでしょう。ただ、それでも変わらないと、心が折れちゃうというか、あきらめちゃって「やっぱり言っても変わらない」って思うんですよね。
そういう時に、わたしはこう捉えるようにしています。
「行動が変わらない」ということと「伝わっていない(理解していない)」はイコールじゃない。人は、「わかっちゃいるけど、変えられない」こともあるーってね。
相手が行動を変えるかどうかは、相手に主導権があることだから、操作はできないけれど、こちらに主導権があることは、自分の行動を変えることだけなんでね。
気づいてもらえるように関わること、これが先日の交差点でわたしにできることをやってみて、思ったことでした。
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